日常の歌はひたすらに暖かく、ゆるやかなもの

にぎやかな友との交流





しかし、怪異は唐突に押し寄せる


優しき日々は去り、恐ろしくも血沸き肉踊る、非日常の調べが彼らを包む





太陽が昇り、怪異の影は日輪と共に消える。が━━月は断じて恐怖の味方である

輪廻の如く、繰り返される日常と非日常





さあ、人よ見よ


いざ、物語の幕が上がる。かつてなき夢が紡がれる


或る者は言う━━「汝は確かに狂えり」と


また或る者は笑う━━「汝は実に愚なる者である」と


されど、彼の者は常に正気。故に勝機


無類にして比類なき者が狂想曲を奏ではじめる





その要するモノは“本質-idea-”


その異能の名は“夢創干渉-Dimacreation-”


彼女は常に彼を見ていた


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